中山道は言わずと知れた江戸時代の5街道の1つで、日本橋と京都を結ぶ主要街道です。この中山道、現代の地図で見ると日本橋を出発し国道17号線、中央通りを須田町交差点まで来てそのまま直進し、旧中山道を通り道なりに神田川の横を通り昌平橋を渡ります。
元々は旧中山道と神田川の交叉した所に直違橋(ブログNo.12)があり、そこを通るルートでした。明治5年に筋違橋が撤去されると昌平橋がその役割を担い、万世橋がバイパス道路としての機能を担いました。
中山道は江戸の大動脈でしたから、往事は大名行列はじめ多くの人々が往来しました。現代の外神田には旅篭町という町名が残っていますが、大名行列が江戸城内に入る前に宿泊し、衣装を正して入城したためかもしれません。
中山道は昌平橋を通ると神田川に沿って左折し、松住町の交差点を右折、すぐに明神坂を左折し、湯島聖堂を左に、神田明神を右にと進みます。
添付写真にあるように神田明神の鳥居前の天野屋の左側の小路が、往時の中山道の道筋を残しています。天野屋の塀にその道標が掲げられています。こんど明神様にお参りに行く際はぜひご確認ください。
