去る2026年5月9,10日で例大祭が行われた太田姫神社ですが、正式な名称は、太田姫稲荷神社といいます。祭神は「宇迦之御魂神」です。
昔、京都の東南、山城国の一口(いもあらい)の里に宇迦之御魂神を祭神とした一口稲荷神社がありました。
このお稲荷様は本来、五穀の神でありましたが、その上穢(けがれ)も洗い清めてくれるということから近郷近在の人々の信仰を集めていました。
室町時代の末頃、関東一帯には天然痘が流行し、この地に在った太田道灌の姫もその病に罹ってしまいました。道潅がこの一口稲荷の噂を聞き及び、さっそく山城国に出向き平癒を祈願したところ、姫は全快したため、感謝した道潅は長祿元年(1457年)に江戸城内にこの神社を勧請遷座しました。
その後、神社は 江戸城鬼門から移転して淡路坂にありましたが、大正期の総武線御茶ノ水・両国駅間の工事のために再度移転し、現在の駿河台1-2の地に落ち着きました。
太田姫稲荷神社の氏子は、駿河台東部町会、駿河台西町会、小川町二丁目南部町会、錦町一丁目町会の4町会です。神田祭とは違って、1つの神輿をそれぞれの町会でリレー形式で繋ぐのが特徴です。
(出典: 千代田区HP、Wikipedia、大好き神田 他)
