淡路町2丁目町会も夏になると開催している朝のラジオ体操ですが、今回はこのラジオ体操発祥の地のお話です。
JR秋葉原駅から総武線本線南沿いの狭い道を東に行くと、5分ほどで千代田区立佐久間公園に着きます。旧佐久間小学校跡地を公園にしたもので、この公園がラジオ体操会発祥の地です。
公園内にはラジオ体操発祥の地の碑があります。
碑文には、「ラジオ体操は 昭和3年11月 簡易保険局が国民の健康増進のために国民保険体操と名づけて制定したものである。これがひとたび放送されるやラジオ体操として親しまれ全国各地にラジオ体操会の誕生をみるにいたった。この地は 当時万世橋警察署の面高巡査が町内会の人達と共に全国に先駆けて「早起きラジオ体操会」を始めたゆかりの地である。ラジオ体操50年に当りこれを顕彰する。
昭和五十三年八月一日郵政省簡易保険局 日本放送協会 全国ラジオ体操連盟」とあります。
この面高叶(おもだか・かのう)巡査は、昭和5年当時神田万世橋署(現万世橋署)の児童係で、夏休みに避暑などに行けない子供たちが多いことを知り、無規律に夏休みを過ごすことは保健上有害だとして、「せめて朝だけは」と早起きラジオ体操会を発案しました。この取り組みは神田平河町をはじめ周辺11町会の賛同を得て、一気に広がり、当初は200人ほどの参加者が、最終的には1千人を超える大規模な集まりになったといいます。
実はラジオ体操発祥の地は佐久間公園から北に200メートルほど離れた宮川広場だったとの説や、文京区の大塚公園、足立区の千住本氷川神社境内など諸説ありますが、全国郵政省簡易保険局、日本放送協会、全国ラジオ体操連盟の連名での碑があるのはこの佐久間公園だけです。
佐久間公園はラジオ体操発祥の地の碑の他に、佐久間小跡地、戦災殉難者慰霊碑、草分稲荷社など歴史の宝庫のような公園です。そのお話はまた別の機会に。
(出典:千代田区HP、かんぽ生命HP、Wikipedia 他)
